超高速書き込み次世代メモリー エルピーダ [状況と認識]
超高速書き込み次世代メモリー エルピーダの量産化は2025年ということだから、現在の変革はまだ続くということになる。コンピューターの開発の早さと仕事や社会変動の変貌は著しいものがある。
先日のあるパーティで、ファッション関係のコーディネターをしている女性を紹介された。立派な方で、話も面白かったのだが、帰って来て検索をかけると8しか出てこなかった。その人の魅力が急速に色があせてしまった。
似たような体験がもう一つあって、私のアトリエのさらなる改造を提案して来た初対面の若者がいた。10万円で引き受けるというのだが、話の進め方が早過ぎるのと、10万円を前払いで請求するのが詐欺の手口に見えて、検索をかけると、同様に少なかった。会社をやっているというのだが、情報化社会で検索数のあまりに少ない人は裏の社会の人に見えて、信用が出来なくなって、この話はキャンセルをした。
もちろん多くの人がコンピューターをやっていないのであって、そのことは配慮しなければならないのだが、しかし、今日で言えば社会変動に対応しないタイプの人と仕事をする気にはならないのです。
超高速書き込み次世代メモリー エルピーダなど開発へ
産経新聞 10月13日(水)15時45分配信
エルピーダなどが開発を始めるのは、消費電力が少ないとされる抵抗変化式メモリー(ReRAM)。携帯情報端末などに使われているNAND型フラッシュメモリーの約1万倍の速さで情報を書き込むことができる。
実用化されれば、携帯電話でフルハイビジョンの映画を数秒でダウンロードすることができ、待機時の使用電力もほぼゼロになるという。
ReRAMは、シャープが材料技術や製造方法の研究を進めており、エルピーダのメモリー加工技術を組み合わせ、競争が激化する次世代メモリーの開発に着手する。東大や独立行政法人の産業技術総合研究所、半導体製造装置メーカーも参加し、25年に量産化を始める。
プロフェッショナルは、知的体育会系たれ
―エルピーダメモリ 坂本幸雄
国際化/藤沢市のゴミ [状況と認識]
村上隆とベルサイユ宮殿 [状況と認識]
大理石の壁、金箔で装飾をほどこした柱頭、フレスコ画で飾られた天井-目もくらむようなベルサイユ宮殿の広大な空間を、驚くことに金属、グラスファイバー、アクリルでできた作品たちが支配している。
村上作品のひとつである樹脂製のメイド像「Miss Ko2」が、「戦争の間」を見下ろしているのはいかにも不釣り合いだが、庭園に立つゴールドの像、「大仏オーヴァル(Oval Buddha)」を遠くから見ると、きらびやかな宮殿本来の装飾と見間違えそうにもなる。
■「ムラカミ・バッシングには慣れている」
ルイ14世(Louis XIV)の絶対王政を象徴するベルサイユ宮殿で、こうした展覧会を開催するのは違法だと、フランスの君主制主義者たちは反対している。
しかし開幕を控え記者会見した村上氏は、日本でも同様の反対運動はあり、「ムラカミ・バッシング」には慣れていると明かした。村上氏によると、SNSサイトには同氏の作品に批判的な人が3000人もいると言う。
ポップアートの巨匠、アンディー・ウォーホル(Andy Warhol)と並び「ニューポップ」と称される村上氏だが、ロココ建築の贅を尽くした太陽王ルイ14世の宮殿と「競い合う」ことで、「今までで最も複雑な展覧会」になったと自ら評した。
ベルサイユ宮殿で初めて現代美術展が開かれたのは2008年、米国のジェフ・クーンズ(Jeff Koons)氏の作品展だった。このときも保守派から激しい批判が起き、ルイ14世の子孫の1人が先祖を冒涜するものだとして開催中止を求め、訴訟を起こしたが退けられた。
■テーマは「社会のモンスター」
今回の展示作品には、自分の母乳で縄跳びをする胸の大きな少女のフィギュア『HIROPON』(1997年)や、自慰行為をする裸の青年のフィギュア『My Lonesome CowBoy』といった話題を呼んだ作品はないが、村上氏は「自分の作品にはエロティックなものは少ない」ので、展示の中になくても意外なことではないと語る。
村上氏によると、あくまで主要なテーマは「社会のモンスター」で、それが時としてエロティックな表現になるだけであり、だから「エロティックな芸術家だと、あまり呼ばないでほしい。わたしは普通のアーティストだ」と語った。
前文化相でもあるベルサイユ宮殿美術館の館長、ジャン・ジャック・アヤゴン(Jean-Jacques Aillagon)氏は、今回の作品展が論争を呼んでいることは承知しているが、論争と検閲の区別はきちんとつけるべきだと強調する。「ある映画が嫌いだからといって、その上映を禁じたとすればそれは社会的な検閲だ。それはあってはならない」。また「現場で作品を見ずになされている批判は、偏見によるものだ」と語った。
■観光客の評価は
しかし、ベルサイユ宮殿の歴史にひかれてやって来た観光客たちは、村上氏の作品にあまり感銘を受けていないようだ。
米ウェスト・バージニア(West Virginia)州から妻と共に訪れた男性は、「色々鑑賞しようとしても、気が散ってしかたない。宮殿と観光客を侮辱しているようなものだよ。ごてごてとした下品な派手さを、これでもかと見せつけられている気分だ」
ブラジルから来たという男性も、宮殿に展示されている日本のアートが気に障ると話す。「ここで繰り広げられた歴史を見たかったのに。人形やクレージーなモンスターが目に入るたびに、一気に興ざめしてしまう」
名古屋から観光に来た日本人女性は、村上氏の名前はここに来るまで聞いたことがなかったし、こうした作品にはあまり興味がないと話した。「フランスとか、外国の人のほうが合うのかも。ニューヨーク(New York)ではとても有名な人なんでしょ?」(c)AFP/Charles Onians
検察の腐敗 [状況と認識]
私自身は小沢一郎を支持して来ているので、検察の問題もこのブログで書こうとして、少し勉強したことがある。検察の腐敗を指摘した本がたくさんでいて、その数に驚かされたが、1冊買って読んだ。かなりひどいものであったが、このブログで書くところまでは行かなかった。というか、書く時間がなかった。
矛盾承知で公判続行、前部長は再検討指示せず
読売新聞 10月3日(日)8時17分配信
しかし、関係証拠や供述調書などの再検討を指示することはなく、公判は続行された。
1月27日、村木さんの初公判で、検察側は、自称障害者団体から依頼を受けた村木さんが部下だった元係長・上村勉被告(41)(公判中)に偽証明書を作成させたとする時期について、「2004年6月上旬」と主張した。
これに対し弁護側は冒頭陳述で、FDデータをもとに作成された捜査報告書では作成日時が「同年6月1日午前1時20分」になっていると指摘。「検察側の主張は破綻(はたん)している」と述べた。
最終更新:10月3日(日)8時17分
瀬戸内芸術祭で火災/一人死亡・作品焼失 [状況と認識]
「島の宝」燃え残念/男木島で火災
2010/09/27 09:32
日没間もない瀬戸の小島に、真っ赤な炎が立ち上った。26日夜、香川県高松市男木島で上がった火の手は瞬く間に民家や瀬戸内国際芸術祭434件の展示場などを包み込んだ。「早く消えて―」。声を震わせる独居のお年寄り。火災現場では高齢男性が行方不明となり、警察や消防が懸命の捜索を続けていたが、27日未明になって1人の遺体が見つかった。
【→参照記事/4棟全焼1人死亡、瀬戸芸作品焼失/男木島で火災】
現場の鉄工所近くに住む松下トクミさん(81)は、高松に買い物に行った帰りのフェリー船上で異変に気付いた。男木港に着岸する直前、汽笛が何度も鳴らされ、船外に目をやると島の玄関口に炎が高く噴き上がっていたという。
船を降りた後は震える足を引きずり、つえを突いて自宅に戻った。「自宅で『ボーン、ボーン』という爆発音が7回くらい聞こえた。恐ろしかった」と松下さん。火勢鎮圧を知らせる有線放送を聞きながらも、「まだ震えが止まらない」と興奮気味に話した。
「祈る思いで炎を見ていた」と話すのは、現場に近い山側に住む女性(76)。真っ赤な火がいまにも自宅に迫ってくるのではと不安だった。炎が見えなくなるまで、「お願いだから、早く消えて」と手を合わせていたという。
「何とか無事であってほしい」。男木町自治会の佐藤格会長(69)は行方不明者の生存を祈った。芸術祭の展示作品が焼失したことについては「開催期間が終わっても、島の宝として展示させていただこうと思っていただけに大変残念だし、作者の方に申し訳ない」と声を落としていた。
4棟全焼1人死亡、瀬戸芸作品焼失/男木島で火災
2010/09/27 09:30
26日午後6時55分ごろ、香川県高松市男木町、男木島の鉄工所=同所、植田一郎さん(90)経営=から出火、木造2階建て鉄工所兼住宅約200平方メートルを全焼したほか、隣接する民家など3棟も全焼、飲食店1棟の一部を焼いた。鉄工所の焼け跡から1人の遺体が見つかった。植田さんが行方不明になっていることから、高松北署が遺体は植田さんとみて身元の特定を急いでいる。
男木島は瀬戸内国際芸術祭434件の会場の一つ。高松市消防局によると、全焼した建物には、鉄工所北隣にある作品展示場の旧公民館が含まれ、館内に展示していた日系ブラジル人画家の大岩オスカールさんの作品「大岩島」が焼失した。部分焼した飲食店内には造形作家井村隆さんのオブジェ「カラクリン」が設置されていたが、作品の状態は分かっていない。
火災は、漁船で操業中の漁師が鉄工所から出火しているのを見つけ119番通報した。高松北署によると、植田さんは一人暮らしで、同署が詳しい原因を調べている。
市消防局によると、男木、女木両島や同局から消防署員と団員計約40人が出動。火は午後11時すぎに鎮火した。現場は島西部にある男木港そばの住宅密集地。
芸術祭は、瀬戸内海の七つの島と高松港周辺で7月19日から10月31日まで開催中。世界中から現代美術のアーティスト75組が参加している。男木島には16カ所の展示会場がある。「大岩島」は島内の目玉作品の一つとなっている巨大絵画でこれまでに約2万6600人が鑑賞に訪れていた。
日中の緊張関係長期化へ [状況と認識]
中国との緊張関係が長期化しそうです。そのことは日本の社会を大きく変えて行くのではないでしょうか。少なくとも外部に対する意識を変えるでしょう。中国の労働市場と日本の企業の関係も変わってくると、日本の労働市場にも変化が出るでしょう。
2010年代は、日本中国の冷戦時代と言えるのかもしれません。
中国漁船衝突:日中の緊張関係長期化へ
中国紙ネット調査
【北京・浦松丈二】沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近での衝突事件で、中国政府は日本からの謝罪・賠償を総仕上げとして重視している模様だ。一方、日本政府が中国の要求を拒否する姿勢を示していることから、中国国内では両国の緊張関係は長期化するとの悲観的な見方が広がっている。
人民日報系の中国紙・環球時報(電子版)は26日、今後2~3年の日中関係についてネット世論調査を公表した。約1万4000人の有効回答の93%が「緊張が持続する」とし、「徐々に緩和する」と答えた人は7%だった。
同紙は悲観論の背景として「中国の領土と主権の問題に日本側が抵触したから(許せない)」「日本側の対中姿勢は米国の影響を受けるから(信頼できない)」などと分析した。
こうした強硬な世論が、中国政府の強硬姿勢の背景になっているとみられる。中国政府が影響下に置くメディアを通じて両国関係の「悲観論」を宣伝しているのも、船長釈放で事件を収束したい日本側の楽観論をけん制するためだろう。
中国外務省の姜瑜副報道局長は25日夜、日本側が報道官談話で謝罪・賠償要求を拒否したことに「中国は当然、謝罪と賠償を要求する権利がある」と即座に再反論し、強硬姿勢を印象づけた。
中国側の謝罪・賠償要求は、尖閣諸島での船長逮捕など日本の主権行使を既成事実化させないためのものだ。日本が実効支配する尖閣諸島について中国側には、領土問題の存在を国際社会に印象付けること自体にも意味がある。そのため、中国側が謝罪・賠償要求を取り下げる可能性は極めて小さいとみられる。
また、北京の外交関係者によると、日本側は船長釈放という「切り札」をすでに切っており、中国側が譲歩する理由はなくなっている。中国側は対抗措置を継続しつつ日本側の対応を待つ構えだろう。
毎日新聞 2010年9月26日 20時11分
いらだつ首相「超法規的措置は取れないのか」/新中日戦争の開始 [状況と認識]
いらだつ首相「超法規的措置は取れないのか」
読売新聞 9月25日(土)3時16分配信
22日の訪米を控えた菅首相は、周囲にいらだちをぶつけた。沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、中国の対抗措置の報告が次々に上がってきていた。
首相は「民主党には(中国で副首相級の)戴秉国(たいへいこく)(国務委員)と話せるやつもいない。だからこういうことになるんだ」とこぼした、と関係者は語る。
実際に「船長釈放」に動いたのは、仙谷官房長官と前原外相だったとされる。
23日朝、ニューヨーク。日中関係の行方を懸念するクリントン米国務長官と向かい合った前原外相は、こう自信ありげに伝えた。
「まもなく解決しますから」
那覇地検が船長を釈放すると発表したのは、その半日余り後の日本時間24日午後2時半だった。東京・霞が関の海上保安庁に、寝耳に水の一報が入ったのは、そのわずか10分ほど前。
「戦争になるよりはいい。このまま行けば、駐日大使の引き揚げ、国交断絶もありえた」——。首相に近い政府筋は24日夜、船長釈放に政治判断が動いたことを、周囲に苦しげに認めた。
「那覇地検の判断なので、それを了としたい」
仙谷官房長官は24日夕の記者会見で、ひたすら「地検の判断」を繰り返し、政治の介入を否定した。
柳田法相もこの後すぐ、法務省で記者団を前に「法相として検察庁法14条に基づく指揮権を行使した事実はない」とのコメントを読み上げた。質問は一切受けつけなかった。
だが、こうした弁明は、世間には通用したとはとても言えない。首相官邸には直後から「弱腰だ」といった抗議電話が殺到。官邸職員は対応に追われた。
民主党代表選での再選、内閣改造・党役員人事を経て、ようやく本格的な政権運営に着手したばかりの菅首相。「中国に譲歩した」と見られて再び世論の支持を失う失態は、できれば避けたかった。
首相がそれでも「政治決断」を選択したのは、中国の反発の強さが当初の予想を超えていたためだ。
19日の拘置延長決定後、中国は、20日に日本人4人を拘束、21日にはレアアース(希土類)の対日禁輸に踏み切るなど、たたみかけるように「対抗措置」を取った。日本側はこれらを公表しなかった。だが、ニューヨークにいた温家宝首相は21日夜(日本時間22日朝)、在米中国人約400人が出席する会合で、船長釈放を要求する異例の動きに出た。これが、官邸内に広がりつつあった「このままではまずい」という思いを、政府の共通認識にまで押し上げるきっかけとなった。
「あそこまで強硬にやるとは……。海上保安庁の船長逮捕の方針にゴーサインを出した時、甘く見ていたかもしれない」。政府関係者は、そもそも「初動」に判断ミスがあった、と苦々しげに振り返る。
菅政権の政治判断の背景には、郵便不正事件をめぐって大阪地検特捜部の主任検事が最高検に証拠隠滅容疑で21日に逮捕されたことで検察の威信が低下し、「今なら検察も言うことをきくだろう」との思惑が働いていたとの見方がある。
実際、船長以外の船員と船を中国に帰すにあたっては、「外務省が検察にかなり強く働きかけていた」と証言する日中関係筋もいる。
検察幹部も「外務省から、起訴した場合の日中関係への影響などについて意見を求めた」と話し、双方で早い段階からやりとりをしていたことがわかる。その際、起訴に向けた表立った異論はそうなかったとみられる。政府内に「迷い」が生じたのは、やはり19日に船長の拘置延長が決まった後だったようだ。
船長釈放は、結果として日米首脳会談直後というタイミングになった。このため、「米国からこれ以上の日中関係悪化について、いいかげんにしろ、と圧力がかかったのでは」との指摘すら出ている。
政府・民主党内でも、官邸の判断に対する評価は分かれる。「中国ではスパイ容疑は最悪、死刑が適用される。4人の人命がかかっていた」との危機感から理解を示す声がある一方、「レアアース問題は、世界貿易機関(WTO)に提訴すれば中国は負ける。ごり押しすれば勝てる、と中国にまた思わせただけだ」といった批判も多い。
「菅も仙谷も、外交なんて全くの門外漢だ。恫喝(どうかつ)され、慌てふためいて釈放しただけ。中国は、日本は脅せば譲る、とまた自信を持って無理難題を言う。他のアジアの国々もがっかりする」。党幹部はうめいた。
最終更新:9月25日(土)3時16分
日本経済は低迷し、政治混迷は続き、日米関係も緊張 [状況と認識]
「ジャパン・パッシングも」菅首相再選で知日派
読売新聞 9月15日(水)18時38分配信
ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は「代表選の後も、日本経済は低迷し、政治混迷は続き、日米関係も緊張が続く」との見方を示した。また、クリントン米国務長官が8日の演説で、アジアの同盟国として日本を韓国の後に言及したことに触れ、「政府当局者から『言い間違いや原稿のミスではなく意図的にやった』と聞いた。日本はワシントンの最も重要なアジアの同盟国の地位を韓国に追い抜かれた」と述べ、「ジャパン・パッシング(日本無視)」が起こりつつあると分析した。