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毎オクNo.60[10/11(月)  21時終了](加筆1) [毎日オークション]


【 毎オクNo.58(10/13終了) 】キッチュと抽象の統合





キッチュと抽象の統合1.jpg
キッチュと抽象の統合/ラブラドールAの1
【101012_01】


今週は、いくつかの面でクリアーできたことがあります。

 

ひとつは、「毎日オークション/1円オークション」という看板通り、毎日アップできたことと、1円の最低入札価格のものも出来た事です。毎日作品をオークションサイトにアップして行く事は、重要だと思っていますが、想像以上に困難な事です。しかしやり続けなければなりません。それは観客やコレクター諸氏が0になっても、やり続ける必要があるのです。キリスト教の牧師が、たとえ信者が0であっても神へのミサを欠かさずくりかえすように、アーティストという制作者には毎日の制作は必須の条件なのです。この毎日の制作を自分に架すためにこの「毎日オークション/1円オークション」を始めたのですから、何があっても実践して行く事が追求されなければなりません。

 

それともうひとつ、すべての作品のアップを一人でできたことです。気体分子ギャラリーのショップサイトと、オークションサイトまで、きちんとアップするのはかなりの煩雑さとむずかしさがあって、簡単にはできないのです。この作業が自分でできるようになって、今日のコンピューター仕事のむずかしさを初めてよく理解できました。この煩雑な作業は、多くの誤植の可能性を持っていて、全体に生物の進化にともなう遺伝子的なコピーや組み替えに似ているものです。コンピューターが嫌いな人は、この煩雑さにアレルギーを起こしているのです。

 

3つ目は、観客やコレクター諸氏の好みの範囲を超えて、制作と探究の必然性をもって作品展開が出来た事です。音声による記事で述べているように、この気体分子ギャラリーというのは、単なる作品の販売目的の場所ではなくて、販売への事務手続きをも含んで制作概念を拡張して、その中で創造性を追求しているのであって、単純な工芸的な生産をしているのではないのです。その中ではつくり手の必然の中で、観客の必然を超える面を持つことが重要なのです。観客やコレクターのみなさんに好かれようと思うと、作家はおかしくなるのです。多くの作家は周囲に好かれようと思って堕落退廃して行くのです。常にコレクター、観客、そして批評家、美術館学芸員の好みの外部に向って展開する志向性を持っていないと、アーティストは面白く無いのです。

 

 

 



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