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オークション以後の問題(後半削除違うブログに移項) [気体分子ギャラリー]

オークションということと、それ以後の問題を書いておきます。
オークションでは、作品の価格を1/6〜1/10の低価格にするところから始めています。気体分子ギャラリーの場合には、中古作品の販売ではなくて、新作の販売に限っているので、新作故のリスクの高さを前提にした価格設定と、オークションになっています。

つまり時間がたって、評価が出てきた場合には価格は変わっていくのです。詳しく述べるのは煩雑なので、ここではやりませんが、美術品の場合には、このような設定はあり得るのです。

実例があるので、オークション終了以後の問題例として、次をみてください。



はじめまして。

つい最近、ここを見つけました。◎◎と申します。
先生の作品は■■■■工房で刷り上げられた作品を中心に拝見させていただいております。
絵のことは良くわかりませが、先生の研ぎすまされた感覚が好きで、△△△△シリーズを家に飾らしていただいています。

このオークションは既に終わっているようですが、まだお手元にある場合、入札価格で宜しければお譲りいただけないでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。

 
● 入 札 金 額:
[6000円]

●  競りの最高額:

● 落札後必要事項としてお選びください。

 1. 作品本体シートのみ希望



このメールに対して、彦坂は次のように返信しています。

◎◎様

メールありがとうございます。
ご購入の希望、ありがたく思います。


■■■■さんのご縁ですか。ありがとうございます。
『△△△△』は私も好きなシリーズです。
飾っていただいていて、うれしく思います。感謝いたします。

さて、オークションの件ですが、
オークションが終了してしまいますと、販売価格が即決価格の 
60,000円になってしまいます。

もともとが、作品の価格が、従来の私の定価や、現在の現代アートの価 
格の1/6から1/10の低価格で
オークションをしています。
それはしかしオークションという1週間の時間を限った新作の販売とい 
う条件でのものです。
オークションの最低入札価格が定価とか、プライマリープライスではな 
いのです。
本来の価格は10倍以上のものとお考えください。

美術作品というものの値段というのは、他の一般的な物品とは違う原理 
で動いています。
その独特の仕組みを承知してオークションをしていますので、
申し訳ないのですが、オークション終了後は、1/10の価格での販 
売はできかねるのです。

ご購入の希望はありがたく思いますが、今回はあきらめていただいて、 
オークション時でのご購入を
狙っていただくか、本来の定価である即決価格でのご購入をお願いした 
く思います。
ご理解をお願いする次第です


気体分子ギャラリー
彦坂尚嘉



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